八ヶ岳連峰の硫黄岳、コマクサを見に行ってきました。
朝3時過ぎに自宅を出て、高速で八ヶ岳へ向かいます。唐沢鉱泉分岐点からなが~い悪路を経て桜平へ到着。 この時、朝7時前だというのに既にゲート近くは満車に近い状態!なんとか空きを見つけ駐車できましたが、さすが人気の山ですね~。
夏沢鉱泉まではなだらかな山道、ヤマオダマキがたくさん咲いてます。
こちらはリンネソウ。ひとつの茎が二股に分かれて花を付けることから「メオトバナ(夫婦花)」と呼ばれるそうです。
山からは大量の山水が流れてきます。沢沿いは涼しいですね。
登山口から約1時間半でオーレン小屋に到着。今日はお天気が良いので、「夏沢峠の方から行くといいよ」と小屋のスタッフの方に勧められて、そちら経由で。
オーレン小屋から約30分でヒュッテ夏沢に到着。
火口脇の登山道を登っていきます。この辺りから森林限界。
この爆裂火口がすごい!火口を覗き込むと本当に真っ逆さまに落ちてしまいそう・・・。
硫黄岳の道標であるケルンが現れてきました。これが見えてきたら頂上まであとちょっと!
高い山ほど、目の前に頂上が見えながら最後の道が長く感じます。多分森林限界を越え前に遮断物がないため、すぐそこに見えるせいでしょうねぇ。
標高2,760m硫黄岳登頂。夏沢峠から約1時間半。あ~疲れた。でもガスで真っ白・・・。
硫黄岳の山頂、広々しています。ここで少し休憩。
硫黄岳というと、この爆裂火口で有名です。これがすごい迫力!
硫黄岳は高山植物の多さでも人気で、本当にたくさんの花が咲いています。山頂付近には、ミヤマコゴメグサが大量に咲いてました。
ここからは尾根伝いに、横岳・赤岳に縦走できます。横岳方面を見てみると、全くガスで見えません。本来なら横岳・赤岳・阿弥陀岳まで八ヶ岳主峰の山並みが見えるはずなんですが・・・。
ミヤマダイコンソウ、最盛期を過ぎるとこんな感じになるんですね。この花やチングルマのように、山の花は時期によって、姿を大きく変えるものが多い気がします。
そろそろコマクサを見つけに、横岳方面へ向かいます。硫黄岳山荘方面に下り始めた途端、おお~~~!右斜面にコマクサの群生が。すごい!
しかしピークを過ぎたようで少し枯れ始めてますね。なんとか間に合ってよかった^^。
硫黄岳山荘前では白いコマクサにも逢えると聞いていたので、山荘の方に
伺うと、もう終わってしまったとか。 「横岳・台座の頭はまだ残ってるかも」
時間で区切って行けるところまで行ってみようと向かいましたが、横岳は遠く、振返ると硫黄岳山荘がガスの中に。タイムアウト・・・そろそろ戻らなきゃ。
もう一度硫黄岳に戻り、今度は赤岩の頭から下ります。赤岩の頭、稜線がとても美しい。
振返って、硫黄岳の雄姿です。
赤岩の頭の道標ですが、私はその手前をオーレン小屋方面へ。標高差860m。
このコース、とても良いですね。今度は硫黄岳から横岳まで尾根伝いで歩いてみたいなぁ。
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