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入笠山のスズラン

今日はお休みを頂いて、このシーズン初、足慣らしに入笠山へ。

入笠山はスズランの群生地として有名です。今回はツアーに参加、総勢20名ほどで横浜から出発。富士見パノラマリゾートの麓駅からゴンドラに乗って山頂駅まで、一気に700m登ります。

ここには約100万本の日本スズランが群生しています。小さなお花が葉っぱの下に隠れてしまっていて、写真を撮るのが大変!

梅雨のど真ん中、なんとか雨は免れたのですが山はガスってました。これはウマノアシガタ、こちらも群生していて綺麗でした。

こんな日なので人も少ないかなあ、と思っていたら、とんでもない!栃木からの自然学習の中学生や、川崎の小学生の遠足やらで何百人も!最近はこんな遠くまで自然学習で来るんですね~。

おかげで湿原の中は大渋滞、やっとそこを抜けて登山道へ。

こちらクリンソウの群生地。こんなたくさんのクリンソウ初めて見ました。

レンゲツツジも群生してます。ガスった景色の中で色鮮やかです。

そして標高1,955mの山頂。え?もう着いちゃったの?と思うほど楽ちんコースでした。山頂でお弁当を食べゆっくりしたいところでしたが、生憎のガスで視界ゼロ。その上、先ほどの小学生たちが登ってきたので、落ち着いていられません。

早々に下山して湿原をゆっくり歩き、スズラン撮影。

最後にアツモリソウなどの咲く山野草園へ。

そのあたりから、雨がポツリポツリと落ちてきましたので、予定より早く帰路へ向かうことになってしまいました。 もう少しゆっくりしたかった・・・。

こちらは山で良く見かけるトロロ昆布のようなもの。これはサルオガセという地衣類(藻類)で、アイヌの人は「山の神様のヒゲ」他にも「霧藻(キリモ)」、「天女の舞い」ともいうそうです。


木に付着しているけど、養分を吸う寄生植物ではないんだとか。多湿な環境で霧と雨滴と光を食べ、年にわずか1㎝程度成長する、雲・霞を食う仙人のような生き物なのだそうです。

最後にすずらんの実。こんな実ができるなんて知らなかったな~。

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