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梅雨の合間に白馬岳 その4

更新日:2020年3月12日

山頂登頂は達成しましたが、風雨は収まりません。どのタイミングで下山すべきか、悩みます。

宿の支配人に雨雲の状況を伺うと、午前中に、いったん小休止する時間があるかも、と。 その時間を狙って下山するしかありませんね。

そして9時ころ、少し空が明るくなり、風は強いもののなんとか下山できそう。

山の達人や支配人から、小雪渓のトラバースの吹き下しに気を付けるように、そして昨日からの雨が渓流のように山道に流れ落ちるから、足を取られないように、と注意をいただき、「はい!」と心して下山することに。

皆さんが仰っていた通り、山道は雨水が溢れかえり、すごい勢いです。 

滑らないように、足を取られないように、慎重に一歩一歩足場を確認しながら降りていきます。

流れ落ちる雨水の勢いに耐える花、なんて健気なんだろう、この姿にちょっと感動さえ覚えます。

そして写真を撮る余裕もなく、小雪渓をバランスを崩さぬように慎重に進み、やっと大雪渓上部にたどり着きました。ほっと一息。

大雪渓あたりでは、やっと風も止み、空も明るくなってきます。 これから登る二人組、「上はどうですか?」 「風雨きついですよ、気を付けてくださいね。」

大雪渓の下り、もううんざり、というくらい長く感じました。なんとかクリア。

14時に駐車場に到着、あ~無事に戻れて良かった~。今回は宿の支配人はじめ山の達人さんにも、いろいろお話を伺うことができ、情報もいろいろ教えていただき、実のある山旅になりました。山頂からの美しい景色が見れなかったことが心残りですが、それはまた次回の楽しみ、と言うことで・・・。

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