今年のシルバーウィーク、せっかく5連休あるのに山に行かないのはもったいない・・・と、さっそく初日から行ってきました。
前日の金曜日、仕事から帰って急いで準備をし上高地へのバスの基点、沢渡バスターミナル駐車場へ。今回は車中泊です。
夜中の1時に着いて即、寝たのですが、朝5時くらいからあちこちの車のドアを開ける音がバタンバタンと・・・。起きてみると、駐車場は満杯!これは混みそう~。私もさっそく準備をしてターミナルに向かいます。
焼岳へは、中の湯温泉バス停で降り、焼岳の中の湯登山口へ向かいます。
バス停から約3キロ、登山口まで1時間ほど。
バス停からつづれおりの車道を11番目の折口まで。これがなだらかながらも坂道なんですね~、計算外でした。ここだけで標高差200m。
道沿いにはツリフネソウがたくさん咲いてます。
登山口の目印は朽ち果てた車。土と同化してます。この前の15台ほどの駐車スペースは満車、車が溢れてました。
しょっぱなから急勾配の連続です。梯子あり、岩ゴロゴロあり、疲れます~。 火山灰で固められた土、硬くてかなり足腰に負担がかかります。
登山口から2時間、バス停から3時間、森林限界を超え焼岳が目の前に見えてきました。
焼岳の北峰が遠くに見えます。
山頂近くになると、本当に大きな岩ばかり。目の前に見えているんですが、あと一息という、ここがなかなか辛いです。
やっと山頂直下に到着。ここから岩登りです。
標高2,455m、焼岳登頂です。名古屋からやってきた山ガールに撮って頂きました。彼女は私と逆コースで上高地から中の湯へ。
頑張って登ったのですが、期待していた山頂からの景色はガスで真っ白。残念!
標高差1,200m、やっぱりきついです。疲れた体に鞭打ち、これから上高地へ下ります。
焼岳の噴火口。蒸気がモクモクと出ているのですが、ガスと混じってわかりにくいかな。 小さな岩の割れ目に手を当てると熱気で暖かい。この大きな岩ゴロゴロの道を下ります。
やっとのことで岩場を降り切り中尾峠の分岐点へ。
この展望台を歩いてる時に、ほんの少しガスが晴れて上高地見えました。
焼岳の北峰から約1時間半、やっと焼岳小屋に到着です。昔ながらの山小屋といった感じで良い雰囲気ですね~。シルバーウィーク中は満杯だとか・・・。
焼岳小屋から2時間半、更に上高地に向かって下ります。右手には噴火で溶岩の流れ道となった下堀沢。
これが焼岳名物のほぼ直立の長~い梯子。ここ以外にも短い梯子や鎖場、梯子橋のかかった岩場など、まるでアスレチックみたい・・・。疲れた~。
やっとのことで上高地側の登山口へ到着。そこでは、たくさんの猿たちがお出迎えです。ここの猿は人を恐れません。私の方が少し怖かったわ。
ここが本日泊まる西糸屋山荘。登山客用に男女別相部屋があり、料金が安い。お風呂も入れるし食事もむっちゃ美味しかったです。
お部屋は8人部屋に本日は5人。みんな可愛い2、30代の山ガールたちで川崎・京都・埼玉・茨城から。それぞれ北穂高、槍ヶ岳へ登るための前夜泊だそうです。また海外からの人もたくさん泊っていて、お風呂ではイギリス?からのご家族と一緒になり、喫煙所ではインドと
ベルギーからの、女性の一人旅の方と少しだけおしゃべり。なんて国際的なんでしょう。
明日は上高地散策をして帰ります。
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