出羽三山の旅最終日は、死後の安楽を願う月山と、生まれ変わりの湯殿山。

月山に向かう途中、田園風景の向こうに低く雲海が漂う幻想的な景色が広がっていました。酒田は雪深く風が強いことから風力発電が盛んなんです。

今回の旅で一番期待していた月山!紅葉が始まっていました。

先程バスの中から見えた雲海が、鳥海山との間にそのまま漂っていました。こんな景色が見れることは滅多にないそうです。

月山は10月15日で閉山、雪が降り出すと立ち入れなくなります。この日は天気もよく暑いくらい、弥陀ヶ原にはアキノキリンソウが咲いていました。

月山中之宮の横には神兎。「なで兎」と立て札があるように、体の悪いところをなでると良くなるそうです。私は頭をなでてきました。

月山、もっと長く散策したかったな・・・と後ろ髪を惹かれながら、次に向かったのは生まれ変わりの湯殿山。ここは「語るなかれ」「聞くなかれ」の修験道です。とても不思議な体験でしたが中身は内緒、書けません。

現世の羽黒山から始まって、死後の月山、生まれ変わりの湯殿山。今回は素晴らしい天気に恵まれ、無事生まれ変わることができました。

帰りは米沢名物の「牛肉どまん中」弁当を買って新幹線の中で食べました。美味しかった!
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