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山口の旅 その2

山口の旅最終日は、まず海峡夢タワーを観光。

平成22年6月発行の「日経プラス1・眺めが素晴らしいタワー展望台」で東京タワー、横浜マリンタワー、神戸ポートタワーに次いで、このゆめタワーが第4位に選ばれたとか。地上143m、展望室からは瀬戸内海から関門海峡、巌流島、九州の連山そして響灘(日本海)まで雄大なパノラマが一望できます。

そして今回の旅で一番来たかった場所、赤間神宮。壇ノ浦の戦いで幼くして亡くなった安徳天皇が祀られた場所で、壇ノ浦の戦いで敗れた平家一門の供養塔もあります。

毎年5月2日からの3日間は「先帝祭」が行われ、中でも5月3日の「上臈道中」「源平船合戦」は豪華絢爛で見ごたえがありそうです。その時期に一度来てみたいなぁ。また赤間神宮には有名な琵琶法師「耳なし芳一」も祀られています。

そしてみもすそ川公園へ・・・。この前が壇ノ浦です。

「今ぞ知る 身もすそ川の 御ながれ 波の下にもみやこありとは」 源平合戦で海に身を投げた二位の尼辞世の歌からこの地名になりました。

ここは幕末の攘夷戦(馬関戦争)で、外国船に砲撃した砲台跡でもあります。


あまり知られていませんが、下関は3つの大きな歴史の転換期の舞台となっています。ひとつめが平家滅亡、ふたつめが幕末の欧米との初めての戦い・馬関戦争、最後は日清講和条約締結の地としてです。

みもすそ川公園を後は長府毛利邸へ。明治36年、長府毛利家14代元敏によって建てられた邸宅で、明治天皇の行在所としても使われたところだそうです。広く緑美しい庭園でした。

そして最後に向かったのが乃木神社。明治の軍人乃木将軍が祀られてます。乃木神社には、宮崎県より奉納された海の底のさざれ石と二枚貝化石があり祀られています。 「君が代は 千尋の底の さざれ石の 鵜の住む磯と あらわるるまで」の2番のさざれ石は、この海の底のさざれ石が詠われているそうです。


ともあれ、息子に会い懐かしい思い出の場所を訪れ、下関の長い歴史を感じることのできた、とても有意義な旅でした。

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