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梅雨の合間に白馬岳 その2

更新日:2020年3月12日

大雪渓は急こう配で、ここだけで標高差600m、3.5kmあります。途中休み休み、なんとか大雪渓をクリア。

大雪渓を越して、葱平(ねぶかびら)へ到着。そこにはこんなネギ坊主のようなもの、これが白馬浅葱(シロウマアサツキ)です。この地に群生していたことから、この地が葱平と呼ばれるようになったという花なんです。

ショウジョウバカマ。

シナノキンバイ。

葱平のごつごつしたガレ場を過ぎると、また小雪渓、こちらはトラバース。

ここから見る景色も、また素晴らしい~!この小雪渓を過ぎると、いよいよ山頂まであと1時間ちょっと。

これは避難小屋。ここからはお花畑の中を歩きます。

イワベンケイ。

今回楽しみにしていた、ウルップソウ!群生してます!

すばらしいお花畑が続きます。あ~お天気が持ってよかった~。

もう少しで村営白馬岳頂上宿舎。あと少しだ、ゆっくり行こう。と・・・

急に雲行きが怪しくなってきた・・・と思ったら ポツリポツリ降り出しました。そして突風、急激に天気が崩れてきそうです。


慌てて、レインウェア、ザックカバーを取り出し装着。これはゆっくりしていられない。ざあっと降り出す前に宿舎に着かないと・・・。


この時、雷鳥を見つけたんです。でも雨は降ってくるし、風は強いしで写真を撮ることができません。残念ですが先を急ぎます。

朝6時に出発して、途中お昼休憩を取りながらも、6時間半で宿に到着。これまで毎回、コースタイムの2倍近くかかっていた私にしては上出来。


と思っていたら、チェックインをする段になって、あれ?財布がない・・・。ザックを全部ひっくり返しても、見つからない! え~なんで? どこで落としたんだろう・・・。雨が降り出した時かな・・・。


かなり疲れていたのですが、お財布を探さないわけにはいきません。荷物を預かっていただき、レインウェアを取り出したところまで戻ります。


風雨が激しくなる中、小雪渓近くまで戻ります。頭はパニック状態、必死に岩の間を目を皿のようにして探しながら歩いていたら、ようやく岩の間に!見つけた、良かった~。ほっとして疲れた体を引きずって宿に戻ります。


累計標高差2,000m以上、走行時間は9時間におよび、この日はこのままダウン。この日の宿泊客は、私を含めて3人。お疲れさま~で寝ます。

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