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嵐の中の白馬岳下山

2016年6月28日
読了時間: 3分

更新日:3月23日

翌朝、お天気が良ければ朝早くでて、栂池まで縦走を考えていたのですが、3時に起きた時点で、暴風雨。真冬並みに寒いし、雨風の吹き付ける音がすごい。

朝5時半の朝食時間になっても、まだ嵐はやみません。なんと風速26m以上です。(翌日は雪がちらついたそうです)

同宿していた70歳代の男性、山の達人さんたちです。この方たちも栂池まで縦走を考えていたとか。「今日は無理だね~」


一人は静岡、もう一人はなんと横浜!ご近所さんです。お二人とも冬山が専門という、このお年で(失礼)アイスクライミングをされるすごい方たち。ご家族は心配されてませんか?とつい、失礼な質問をしてしまいました・・・。

ここでしばらく外の様子を見ながら、談話。いろいろ山の楽しいお話を伺いました。この静岡からいらした方、私の父に似ています。不思議な縁ですね。その山の達人曰く、雷鳥を見たら良いことあるよ~。


え、おサイフを落として散々だったんですけど・・・見つかったことが良いこと?なのかなぁ・・・。まあ、これからあるのかもしれませんね。

6時くらいに、やっと雨は収まりましたが、風は相変わらず。しかしこのチャンスを逃したら山頂に行けない・・・と思い切って山頂を目指します。


くれぐれも稜線上での突風に気を付けて!と、宿の支配人からご忠告をいただき、いきなり吹き上げる突風に、立ち止まりしながら・・・。

白馬山荘創設された松沢貞逸翁のレリーフを過ぎ、

約30分で山頂に到着。当然のことながら、誰もいません。何も見えない。

一応登頂記念に自撮りで記念撮影。この直後突風でスマホが飛ばされました。全然良いことないじゃん・・・。

それでもなんとか目的を果たせたので、良かった!ここのお花畑です。お天気が良かったら、素晴らしい景色でしょうね。


山頂登頂はできましたが風雨が収まりません。どのタイミングで下山すべきか、悩みます。

宿の支配人に雨雲の状況を伺うと、午前中に、いったん小休止する時間があるかも、と。 その時間を狙って下山するしかありませんね。

そして9時ころ、少し空が明るくなり、風は強いもののなんとか下山できそう。

山の達人や支配人から、小雪渓のトラバースの吹き下しに気を付けるように、そして昨日からの雨が渓流のように山道に流れ落ちるから、足を取られないように、と注意をいただき、「はい!」と心して下山することに。

皆さんが仰っていた通り、山道は雨水が溢れかえり、すごい勢いです。 

滑らないように、足を取られないように、慎重に一歩一歩足場を確認しながら降りていきます。

流れ落ちる雨水の勢いに耐える花、なんて健気なんだろう、この姿にちょっと感動さえ覚えます。

そして写真を撮る余裕もなく、小雪渓をバランスを崩さぬように慎重に進み、やっと大雪渓上部にたどり着きました。ほっと一息。

大雪渓あたりでは、やっと風も止み、空も明るくなってきます。 これから登る二人組、「上はどうですか?」 「風雨きついですよ、気を付けてくださいね。」

大雪渓の下り、もううんざり、というくらい長く感じました。なんとかクリア。

14時に駐車場に到着、あ~無事に戻れて良かった~。今回は宿の支配人はじめ山の達人さんにも、いろいろお話を伺うことができ、情報もいろいろ教えていただき、実のある山旅になりました。山頂からの美しい景色が見れなかったことが心残りですが、それはまた次回の楽しみ、と言うことで・・・。




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