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梅雨の合間に白馬岳 その3

更新日:2020年3月12日

翌朝、お天気が良ければ朝早くでて、栂池まで縦走を考えていたのですが、3時に起きた時点で、暴風雨。真冬並みに寒いし、雨風の吹き付ける音がすごい。

朝5時半の朝食時間になっても、まだ嵐はやみません。なんと風速26m以上です。(翌日は雪がちらついたそうです)

同宿していた70歳代の男性、山の達人さんたちです。この方たちも栂池まで縦走を考えていたとか。「今日は無理だね~」


一人は静岡、もう一人はなんと横浜!ご近所さんです。お二人とも冬山が専門という、このお年で(失礼)アイスクライミングをされるすごい方たち。ご家族は心配されてませんか?とつい、失礼な質問をしてしまいました・・・。

ここでしばらく外の様子を見ながら、談話。いろいろ山の楽しいお話を伺いました。この静岡からいらした方、私の父に似ています。不思議な縁ですね。その山の達人曰く、雷鳥を見たら良いことあるよ~。


え、おサイフを落として散々だったんですけど・・・見つかったことが良いこと?なのかなぁ・・・。まあ、これからあるのかもしれませんね。

6時くらいに、やっと雨は収まりましたが、風は相変わらず。しかしこのチャンスを逃したら山頂に行けない・・・と思い切って山頂を目指します。


くれぐれも稜線上での突風に気を付けて!と、宿の支配人からご忠告をいただき、いきなり吹き上げる突風に、立ち止まりしながら・・・。

白馬山荘創設された松沢貞逸翁のレリーフを過ぎ、

約30分で山頂に到着。当然のことながら、誰もいません。何も見えない。

一応登頂記念に自撮りで記念撮影。この直後突風でスマホが飛ばされました。全然良いことないじゃん・・・。

それでもなんとか目的を果たせたので、良かった!ここのお花畑です。お天気が良かったら、素晴らしい景色でしょうね。


昨年の仙丈ケ岳を思い出します。まあこれもまた貴重な経験ですね。

今回の教訓、貴重品はザックに紐づけしておこう!



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